気ままな詩人

48グループの創作小説を書いています。じゅりれな、さやみるきーメインになります。SKE、NMBの支店推しです。苦手な方は退室ください。

ぐるぐるカーテン

夕暮れが校舎を照らし
その反射が窓を伝い教室を照らす
そこには私ら2人だけ
「…」
私、山本彩は窓側の席でノートを必死に書いている渡辺美優紀を横から眺めていた

今日は数学がわからんっていうから教えているのだ

なんせ、この前のテストも赤点ギリギリやったからなぁー
今回は流石にやばいやろー…

黙って問題を解いているのを見ていたが
反対側の校舎に夕陽が反射して眩しい
参考書で顔を隠しながら
夕陽を遮る

が…
「あかん。みるきーカーテンしてええか?」
刺激に耐えられず声をかけた

みるきーの手が止まる

「なー彩ちゃん。ここわからん」
「おい。私の問いかけ無視かい」
思わず突っ込んでしまった
「あのな。ここは、この公式当てはめて…」
と、言いながらも教えてしまう
なぜかみるきーにはそういうところがある

「そっかーなるほどなー」
みるきーは嬉しそうに手を合わせた
「彩ちゃんはすごいなぁーなんでも知ってて」
「そんなことないわ」
そんなことない…
「だってこの前のテストも一番やったやん。すごいよなぁー」
「別にすごないわ」
みるきーの顔も夕陽に照らされいつもよりキラキラしていた
…あかん
「ほら、そんなことより、カーテン」
私はみるきーの後ろのカーテンを引こうとして手を伸ばす
あ…
不覚だ
みるきーの顔がめっちゃ近い
ドッドッドッ…
体の体温が一気に上がるのがわかる
「えい」
「はぁ?」
みるきーは私が躊躇していたのをいいことに勢いよくカーテンを広げ
私らはその中に入ってしまった
みるきーの顔が近くなり
そして…



「…ちゃん。さやかちゃん」
「え?」
私の目の前にはみるきーがいた
「うおおっ」
思わずのけぞる
「何ーそのリアクション。彩ちゃん教えてくれてたのに寝だすんやもん」
「あ、あぁ…すまん」
そうか…夢か…
はぁー情けなぁ…
私は片手で頭を押さえため息をつく
夢にまで出てきて…
どんだけ好きやねん

「ここなーわからへんねんけど」
「あぁ、それはな。この公式当てはめて…」
って、なんやこれ
夢と一緒やん
「そっかー流石やなぁ彩ちゃん」
「そんなことない」
「なんでも知っててすごいわ」
そんなことないねん…

こんなに近くにおっても…
あんたの気持ちはわかれへんねん
だから勉強苦手なみるきーの近くにいれるように
必死に勉強頑張ってんねん

「そんなこと…ない」
思わず俯いてしまった
「彩ちゃん?」
みるきーは慌てて私の顔を覗こうとする
その距離が近くて
近くて
ち…
やっぱりあかーん!

「いや、なんでもない!ほんまなんでもないから!」
距離を取り、とりつくろう
「そう?もう遅いし問題わかったし帰ろか」
「お、おう」

鞄に荷物をいれ
私らは並んで歩く
「あーおなかすいたー」
そんなことを言いながら呑気に歩くみるきーを横目でちらりとみて
上を向く

カーテンに包まれた先のことができるのは
いつになるのやら…

お久しぶりです

みなさまご無沙汰しております。しゅうです😄珠理奈も卒業ということでAKBグループも変わっていきますね。
仕事が忙しく全くこちらにこれていなかったのですが、アクセスしてくださっている方もいて、ありがたい気持ちでいっぱいです。
オリジナル書こうかなぁと思いながら考えてはいますがAKBメンバーに当てはめると書きやすかったりしてどうしようかなぁ、このままでいこうかなぁともおもたりしています😓
またぼちぼち心情とかブログとして使っていくのもありかなぁと考えております。需要はないでしょうけれど😅また気が向いたら覗いてやってくださいませ🙇‍♂️よろしくお願いします😄

あとがき

sing a songを読んでいただいてありがとうございました。
途中仕事が忙しくなり間開きましたが、なんとか書ききることができてよかったです。
僕マをかけよってところですが・・・まぁおいおい書いていけたらいいなと思っております。

さや姉のコンサート観てて「ずっとずっと」がすごく好きになりまして
話の中に入れたくなりました(^^)
プライオリティーは衝撃的過ぎて、それを含め書きたいなーと思い・・・
実はサプライズで、山田も場をつなぐためにバンの中でしゃべってるということにしてみました。

一応現実の流れのなかにいかに妄想ストーリを入れるかって感じで書いてみました。

どうだったでしょうか?
私が書くさや姉はかなり奥手の真面目ちゃんなのでやきもきする人も多いかと思いますが・・・
好きってなって時間がたつとなかなか言い出せないものだと思うんですよねー
勢いだけではできないことってあるよねーと思い、いつもヤキモキする感じになってしまうというね(^^;)
またぼちぼち書いていこうと思いますのでまた覗きにきてください。
ありがとうございました(^^)

sing a song⑮ 終

そして、コンサートが終わり・・・

「はい、目線こっちにお願いしまーす」

私は劇場にかかった自分の写真を外し

カメラに向かって笑顔を向けていた

卒業公演が終わり

私のアイドル人生が終わった

「さやねぇー・・・さみしい」

「彩さーん」

楽屋で泣く美瑠をなだめながら

メンバーたちと別れを惜しんだ

ーーー

そして・・・

私はNMB劇場を後にする

本当にこの8年間いろいろあったな・・・

そう思い

一礼した

「さて・・・今からが勝負や」

そうつぶやき、携帯を手に取った

ーーー

「もしもし、あぁうん、もうすぐ着く」

私はタクシーに乗り込み

約束した場所に向かっていた

もちろん、ギターを抱えて・・・

ブロロロ・・・

タクシーが降り立ったところは

海の見える公園だった

「すまん、遅くなって」

「ううん。いけるよ」

そこには帽子を目深にかぶったみるきーがいた

「卒業おめでとう」

そういってみるきーは小さな花束を差し出した

「ありがとうな」

「うん」

「でな・・・私、アイドル卒業したらするって決めてたことあんねん」

「なに?」

「歌、聞いてくれるか?」

「彩ちゃん・・・」

「ホンマは卒業に向けて書いてたんやけど、秋元先生がさ大事な人のために歌うといいよって言ってくれて・・・その・・・みるきーのこと考えてつくったから、聞いてほしいねん」

「うん、わかった。ありがとう」

「・・・ほな、いくで」

チューニングをかるくし、弾き始める

みるきーは私の隣に座り、じっと見つめていた

今まで思っていたこと8年間の思い

言えない苦しさ、愛しさ

その思いを

ただ・・・君だけに歌う


ーーーー

ジャーン・・・

パチパチパチ・・・

みるきーは目に涙をためて拍手をしてくれた

「ありがとう。彩ちゃん」

「みるきー・・・」

私はギターを横に置き、みるきーの方を向いた

ドッドッドッ・・・

心臓の音がうるさい

「・・・もー」

みるきーはくすっと笑って

私の方に近づいて座った

「もう、アイドル卒業したんやろ?」

「あぁ・・・」

そうやな

今まで、長かった・・・

みるきーのその言葉にすべてのしがらみが取れた気がした

アイドルとか恋愛禁止と女とか

そんなのもう気にしなくていい

私は・・・

そっとみるきーを抱きしめ

「私はみるきーのことが・・・好きや」

耳元でそっとささやいた

「うん。私も大好きやで」

「「・・・」」

見つめあい

どちらかともなく、互いに唇を寄せる

溶けてしまいそうなほど

幸せだった


「・・・なんか、照れ臭いね」

「あぁ・・・」

「でも、こうして一緒におれてうれしい」

みるきーは笑って私の肩に頭を置く

「でも、彩ちゃんも芸能界におるし、浮気したらあかんよ」

「それはこっちのセリフや」

「大丈夫。どんだけ待ったと思てんの?」

「まぁ・・・そうか・・・」

「だから、片思いしてた分ずーっと大事にしてや」

「あぁ、大事にするわ」

私は星空を見上げる

そう・・・

ずっとずっと君だけなんだ

僕が愛せる女性は一人・・・


ーFIN-

sing a song⑭

わぁぁぁっ!!

久しぶりのステージはキラキラして

あっという間だった

うれしかったのは彩ちゃんが曲中でもぎゅってしてくれたこと

なんかうれしくてついにやにやしちゃった・・・

トークでも「彩ちゃん」っていうとみんなが反応してくれて

つい何回もいっちゃった

「感想は後で言うな」

そういうと彩ちゃんは照れ臭そうだった

それはまた後で会おうってことだから

それに、まだ最後までライブが終わってない

彩ちゃんが言ってた最後の曲も聞いてないから・・・

ーーー

そして

『みなさーんこの曲が最後になります!』

彩ちゃんがそう叫んで流れたイントロは

『ずっとずっと』だった


ずっとずっと君だけなんだ・・・


モニターを見ながら

涙が流れてきた

彩ちゃんもずっと・・・思ってくれてたんや

ーーー

「ったく、彩もくさいことやるわ」

「ももちゃん」

「今回彩が全部セトリ考えたらしいで」

その後ろでは里香ちゃんがニヤッとして現れた

「最後の曲にこれもってくるんや、完全にみるきーへのメッセージやんな」

「ほんま、喧嘩して素直になれんとか歌詞ぴったりやん」

「ま、でも彩らしいよなー」

「ついに恋愛解禁やしー」

モニターの後ろでまーちゅんや里歩ちゃんら1期生がぞろぞろと集まってきた

そして、ニヤニヤと私を見る

「みんな・・・もしかして」

私が彩ちゃん好きなのバレてる?

「ま、そういうことや」

そういって里香ちゃんは私の肩をたたく

「もしかして・・・今回の件って」

「そ、1期生のサプライズ。お互い素直にならんかな」

「!!」

わぁぁぁぁっ!!

コンサートが終わり、彩ちゃんの卒業セレモニーに移るため

みんなが舞台裏に戻ってきた

「なんや、1期生みんな揃って」

彩ちゃんがバタバタと降りてきた

「よかったな彩ー」

里香ちゃんがにやっとする

「え?」

「まったく世話が焼けるわ」

まーちゅんがはぁっとため息をつく

「ちゅーした?」

すかさず里歩ちゃんがつめよる

「な・・・」

彩ちゃんは思わず唇を抑え後ずさった

「こりゃしたな」

ももちゃんがにやっと笑う

「なんやねん、みんな言いたい放題いいよって」

「・・・今回の、みんなが仲直りさせようって計画したみたい」

「はぁ?」

彩ちゃんは目を丸くする

「じゃあプライオリティーしようっていきなり言ってきたのも・・・」

「そ、ま卒業前に2人が気まずいんも嫌やし」

ももちゃんはニヤッとする

「なんやねん・・・なんかはめられたって感じや」

彩ちゃんはうなだれる

「いややった?」

私は彩ちゃんの顔を覗き込む

「あほ、嫌なわけあるかい」

「お、じゃあ一発ちゅーしとく?」

ももちゃんがニヤニヤしながら言う

「せんわ!」

「なんやつまらんなぁー」

久しぶりの1期生たちのやりとりに何だか懐かしくなって

うれしくなった

「とにかく・・・その・・・みんな、ありがとう・・・な」

彩ちゃんは顔を赤らめる

あぁ、そっか。

私が感じてること

やっぱり彩ちゃんも感じてるんや

なんかそれが、一番うれしくって

「ありがとう」

私もにこっと笑った

「ええってことよ。なんだかんだゆうて、みんな世話やきたいねん」

里香ちゃんはニッと笑う

「よーし、みんな彩の卒業、花添えんで!!」

菜々ちゃんの声が響き

みんながドッと笑った







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