綺麗だった

スポットライトを浴びて

歌って、踊って

ずっと・・・笑って

みるきーは・・・

きらきらしてた

正に、アイドルやった

―――

アンコールで『僕は居ない』を踊り終えた後

私らは舞台裏にはけて着替えをする

会場ではまおきゅんと百花が笑いを誘っていた

『まおきゅんはさやなななの?さやみるなの?って聞かれるんですよ。はっきり言います。さやみるです!』

「ぶっ!」

私はモニターを見ながら噴き出す

「なにゆうてんねん。まおきゅん・・・」

イヤモニを直しながら苦笑いする

『私がみるきーって言ってた時代があって。でも、みるきーには思ってた人が居て・・・それが、彩だったんですけど』

「ぶっ!」

百花の発言でまたまた吹きだした

「百花まで何ゆうてんねん・・・」

私はズボンにTシャツを入れながら舞台袖に移動する

そこには、みるきーの他に上西、朱里たちがいた

『目の合わせ方がね・・・あの2人なんかあるよ』

「な・・・」

またまた百花の爆弾発言に

上西たちはにやにやと笑う

そして、その後ろで

みるきーがにこにこと笑っていた


「わっ!」

いきなり岸野に後ろから肩を抱かれ、思わず声が出た

「な?」

岸野はそう言って、にやっと笑う

「うっさいわ」

私は岸野の腕を振り払い、むすっと口をとがらせた


なんやねん・・・ったく

ダダ漏れやん・・・好きやってこと・・・

そういうことなら・・・


「妄想がえぐい!」

私は舞台に上がり

百花たちに一喝したあと

ちらっとみるきーの方を見る

「・・・まぁ、私らがどういう関係かは想像にお任せしますけども」

「「フゥーーー!!」」

私の発言に会場全体が湧いた

なんやねん、この空気・・・

私は照れくさすぎて苦笑いをする

でも・・・

少しくらい、含みを持たせても・・・いいよな

さやみるきー・・・なんやから