わぁぁぁっ!!

久しぶりのステージはキラキラして

あっという間だった

うれしかったのは彩ちゃんが曲中でもぎゅってしてくれたこと

なんかうれしくてついにやにやしちゃった・・・

トークでも「彩ちゃん」っていうとみんなが反応してくれて

つい何回もいっちゃった

「感想は後で言うな」

そういうと彩ちゃんは照れ臭そうだった

それはまた後で会おうってことだから

それに、まだ最後までライブが終わってない

彩ちゃんが言ってた最後の曲も聞いてないから・・・

ーーー

そして

『みなさーんこの曲が最後になります!』

彩ちゃんがそう叫んで流れたイントロは

『ずっとずっと』だった


ずっとずっと君だけなんだ・・・


モニターを見ながら

涙が流れてきた

彩ちゃんもずっと・・・思ってくれてたんや

ーーー

「ったく、彩もくさいことやるわ」

「ももちゃん」

「今回彩が全部セトリ考えたらしいで」

その後ろでは里香ちゃんがニヤッとして現れた

「最後の曲にこれもってくるんや、完全にみるきーへのメッセージやんな」

「ほんま、喧嘩して素直になれんとか歌詞ぴったりやん」

「ま、でも彩らしいよなー」

「ついに恋愛解禁やしー」

モニターの後ろでまーちゅんや里歩ちゃんら1期生がぞろぞろと集まってきた

そして、ニヤニヤと私を見る

「みんな・・・もしかして」

私が彩ちゃん好きなのバレてる?

「ま、そういうことや」

そういって里香ちゃんは私の肩をたたく

「もしかして・・・今回の件って」

「そ、1期生のサプライズ。お互い素直にならんかな」

「!!」

わぁぁぁぁっ!!

コンサートが終わり、彩ちゃんの卒業セレモニーに移るため

みんなが舞台裏に戻ってきた

「なんや、1期生みんな揃って」

彩ちゃんがバタバタと降りてきた

「よかったな彩ー」

里香ちゃんがにやっとする

「え?」

「まったく世話が焼けるわ」

まーちゅんがはぁっとため息をつく

「ちゅーした?」

すかさず里歩ちゃんがつめよる

「な・・・」

彩ちゃんは思わず唇を抑え後ずさった

「こりゃしたな」

ももちゃんがにやっと笑う

「なんやねん、みんな言いたい放題いいよって」

「・・・今回の、みんなが仲直りさせようって計画したみたい」

「はぁ?」

彩ちゃんは目を丸くする

「じゃあプライオリティーしようっていきなり言ってきたのも・・・」

「そ、ま卒業前に2人が気まずいんも嫌やし」

ももちゃんはニヤッとする

「なんやねん・・・なんかはめられたって感じや」

彩ちゃんはうなだれる

「いややった?」

私は彩ちゃんの顔を覗き込む

「あほ、嫌なわけあるかい」

「お、じゃあ一発ちゅーしとく?」

ももちゃんがニヤニヤしながら言う

「せんわ!」

「なんやつまらんなぁー」

久しぶりの1期生たちのやりとりに何だか懐かしくなって

うれしくなった

「とにかく・・・その・・・みんな、ありがとう・・・な」

彩ちゃんは顔を赤らめる

あぁ、そっか。

私が感じてること

やっぱり彩ちゃんも感じてるんや

なんかそれが、一番うれしくって

「ありがとう」

私もにこっと笑った

「ええってことよ。なんだかんだゆうて、みんな世話やきたいねん」

里香ちゃんはニッと笑う

「よーし、みんな彩の卒業、花添えんで!!」

菜々ちゃんの声が響き

みんながドッと笑った