バスを待ちながら珠理奈と話しをする



「あ、そういえば。玲奈ちゃんて誕生日いつ?デートしない?」


「え・・・でも私7月だからもう終わってるよ」


「えっそうなの!?じゃあ転校してくる前だったんだね残念だなぁ~」


ちぇーっと口をとがらす珠理奈

「でも、そう言ってくれるの嬉しいよ。ありがとう」


「あっでも遅いけど誕生日祝いってことでデートしない?」


「えーもう3ヶ月もすぎてるよ」


10月の今、誕生日を祝うと言われてピンとこない


でもそんなことを言うのは珠理奈らしいと思った


「いいの、いいの。プレゼント何がいい?」


「えっ・・・そんなの悪いよ。」


「悪くないよ。何がいい?」


ずいっと珠理奈が近づく


私はふと篠田先生と小嶋先生の指輪を思い出した


珠理奈とお揃いのもの・・・


あっでも付き合ってるわけじゃないしそれはまずいか・・・




「・・・・・・じゃあ・・・」


「ん?」


「珠理奈が持ってる物が欲しい・・・・///」


私は顔から火が出そうなほど恥ずかしかった


だけど、珠理奈と会えない時でも


珠理奈とつながりが欲しかった


その思いが思わず言葉に出てしまったのだ



「私が持ってるもの?えーっと・・・・あっ!」


珠理奈は自分の首からネックレスを外して私に見せた


「これどうかな?」


「うん・・・///]


シャーペンとか文房具系とかでいいと思っていた私にとって


アクセサリーは思いもよらないものだった


私は嬉しさと恥ずかしさでどんな顔をしていいのかわからなかった


「じゃあつけるねー」



そういって私の首に腕を回す



私の首に珠理奈の指と吐息が当たる



ドキドキして私はこのまま倒れてしまうんじゃないのかと思った



着け終わり


珠理奈が離れる


あ・・・


私は名残惜しそうに珠理奈を見つめてしまった




お互い



目を見つめたまま動けなくなっていた



珠理奈が私の髪に触れる



その指づかいにドキドキして


体が固まってしまった




珠理奈の顔がだんだん近づいてくる



そして



耳にキスをされた




吐息と唇の感覚がくすぐったくい


珠理奈が触れた部位が


さらにかーっと熱くなるのを感じた



私はその感覚にとっさに珠理奈の腕を掴んできゅっと握った


「玲奈・・・」


珠理奈が耳元で囁いた


「・・・っ///」


いつもちゃん付けなくせに


真面目なトーンで名前を呼ばれた


私の心臓は破裂するんじゃないかってくらい


ドキドキした


それに耐えるために


さらに珠理奈の腕をぎゅっとつかむのだった